ゴミ屋敷の撤去費用の相場はいくら?
散らかったお部屋を業者に頼んで片付けたいけど、料金がどのくらいになるのかが不安で依頼する勇気が出ない・・という方もいらっしゃるかもしれません。
もちろん散らかり具合やゴミの量によって費用は異なりますが、おおよその相場がどのくらいか事前に知っておくと、業者を選定する際に役立ちます。
今回は、ゴミ屋敷清掃業者の片付け費用についてご紹介します。
ゴミ屋敷の撤去費用はこう決まる
ゴミ屋敷とは、生活空間にゴミが過剰に蓄積され、日常生活に支障をきたしている状態を指します。
単なる汚部屋との違いは、その量と、生活空間を完全に侵食している点にあります。
ゴミ屋敷の撤去費用は、部屋の間取り、ゴミの種類や量、作業の難易度などによって大きく異なります。
ゴミ屋敷の撤去費用の料金相場と作業時間
ゴミ屋敷の片付けに必要な費用は、業者によって料金設定が異なります。
料金相場は次の通りです。
間取り | 料金相場 | 作業時間 | 作業人数 |
1R・1K | 30,000円~80,000円 | 1〜3時間 | 1〜2名 |
1LDK | 70,000円~200,000円 | 2〜6時間 | 2〜4名 |
2LDK | 120,000円~300,000円 | 3〜8時間 | 3〜6名 |
3LDK | 170,000円~500,000円 | 5〜12時間 | 4〜8名 |
4LDK以上 | 220,000円~ | 6〜15時間 | 6〜10名 |
費用が変動する主な要因
・間取り
部屋数や広さによって、作業量と時間が増えるため、費用も比例して高くなります。
・ゴミの種類と量
生ゴミ、可燃ごみ、不燃ごみ、家電製品など、ゴミの種類によって処理方法が異なるため、費用が変動します。
また、ゴミの量が膨大であれば、それだけ作業時間がかかり、費用も高額になります。
・作業の難易度
ゴミが散乱している状態や、床が腐食しているなど、作業が困難な場合は、追加費用が発生することがあります。
・オプション
汚れの程度によって、特殊清掃やハウスクリーニングが必要な場合は、専門業者に依頼する必要があり、高額になる可能性があります。
・処分費
ゴミの種類によっては、処分費用が高額になる場合があります。
例えば、家電リサイクル法対象製品や、有害物質を含む廃棄物などは、特別な手続きと費用が必要になります。
ゴミ屋敷を放置するリスク
火災や倒壊
ゴミ屋敷では、燃えるゴミなどの可燃物が床一面に散乱しているため、小さな出火でもあっという間に燃え広がり、重大な火災につながる危険性があります。
また、ゴミが屋外にも積み重なっている場合は、倒壊の危険性もあります。
悪臭や害虫の発生
ゴミ屋敷を放置した場合、ゴキブリやハエなどの害虫や、ネズミなどの害獣が大量発生する恐れがあります。
また、生ゴミが腐敗すると、通常の清掃では除去できない悪臭が部屋に染み付き、専門業者による消臭・消毒が必要になるケースもあります。
健康被害
ゴミ屋敷には、空気中に舞い上がるホコリや粉塵、腐敗したゴミが発生源となるカビや雑菌、ウイルスなど、さまざまな健康リスクが存在しています。
ゴミ屋敷に長く住み続けると、喘息やアレルギー、鼻やのどの粘膜の感染症などの健康被害が発生する可能性があります。
近隣住民とのトラブル
ゴミ屋敷がもたらす悪影響は、その家に住んでいる人だけではありません。
例えば、ゴミの悪臭が原因で近隣住民が洗濯物を干せなくなったり、窓を開けられなくなったりするトラブルが考えられます。
被害が大きい場合、近隣住民から民事訴訟を受ける可能性もありますので、ゴミ屋敷を放置せず、できるだけ早く片付け業者に相談することをおすすめします。
ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼する際の注意点
ゴミ屋敷の片付けを依頼する際は、以下のような点に注意しながら、業者を選びましょう。
現地見積もりに応じてくれるか
先程お伝えしたように、費用はゴミの量等によって変動しますが、依頼する側がその量を正確に伝えることが難しいです。
そこで、現地見積もりをしてもらい、より正確な見積もりをもらうことが大切です。
なお、現地見積もりを嫌がる、応じてくれないなどの場合は、当日になって想定外の費用を追加請求してくる可能性があります。
料金体系は明確か
1LDK、2LDKなど間取りごとにいくら、ゴミの量が1kgもしくは1㎥あたりいくら、等のように、料金体系や費用感が明示されているかもチェックするようにしてください。
また、多くの業者のゴミ屋敷の片付け費用は、「◯◯円〜」と最低料金のみの記載になっています。
実際は、その最低料金に平米数に応じた割増料金、ゴミの質・量、対応時間帯・繁忙期の割増料などが加算されますので、ホームページに明示されてる料金よりは、基本的には高くなる傾向があります。
片付けに必要な資格を持っているか
ゴミ屋敷の片付けに必要な業者資格は「一般廃棄物収集運搬許可」です。
本来はこの資格をもった業者しか一般家庭からでた廃棄物の回収や処分に当たれません。
無許可業者は金銭トラブルや不法投棄トラブルなどの原因になることが多いので注意しましょう。
まとめ
ゴミ屋敷を自力で片付けようとすると、間取りやごみの量にもよりますが、かなりの手間と時間がかかります。
早めに快適なお部屋を取り戻すには、業者に依頼するのが最適です。
ゴミ屋敷の片付け費用は、間取りやゴミの量によってかなり変動があり、依頼する業者によっても異なります。
業者を選ぶ際は見積もりを取ってから、適切な価格かどうか判断しましょう。
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